電子書籍は時期尚早

電子書籍どうなん?って記事です

 電子書籍もにわかに流行ってはいるんですが、まだまだあそこはプロしか食えていません。一部ビジネス書籍だとか胡散臭い情報商材で食べている人がいるように散見されますが、あそこにアマチュアが小説や漫画を放りだしても売れないだろ! 

 

 というのが率直な意見です。今電子書籍を出してメリットのあるクリエイターって、

①既に固定のファンがいる

 場合のみだと感じてます。HPとかで誘導して、「はい、ここで買ってくださいね」とできる人のみしか電子書籍で稼ぐ道はないと思っています。

 

 だったら小説投稿でマネタイズしたほうがよいでしょう。(エブリスタならしっかり売れる)と大方の人間は言うんじゃないでしょうか。

 

 本は実は供給過多です。だって、1000年前の源氏物語がいまだに残っている世の中です。毎日本は出版されます。ネットならばその蓄積は半端ないのです。そこから一冊を買うという事がいかに難しいか、想像に難くないです。

 

 今後、出版社やエージェントとの契約なしに本をネットで売り出していく場合、いかにマーケティングをするかにかかっているんじゃないだろうか。タイトル、説明文、独自性、表紙、という基本的なものをもっと問い詰めていかないと売れていかない時代になってくる。

 

 逆に言うと本当に良いものじゃないと売れない時代になってくるので全体レベルでの文学の質は上がるように感じてます

お薦めの小説投稿サイトはどこだろうか

小説投稿サイト

ウェブ小説を読むという方も増えてきました。

ウェブ小説を発表する方が増えてきた事も意味します。たしかにそこから出版からされて映画化なんていう話も増えてきました。しかし、現状そうなれるのは一部の人だけです。

 

多くの人に読まれたい

 というのが小説を投稿サイトに載せる方の大方の意見でしょう。あわよくばそれでヒットしてプロの仲間入りをしたい。それが最終目標でしょうし、そうなるべきです。

ただ、初めの頃と比べて競争は激化してきました。この記事ではどこの小説投稿サイトに発表するべきなのかを検証してみたいと思います。

 

 

まず、エブリスタ

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奴隷区が爆発的にヒットを飛ばした事でも有名です。携帯小説時代から書いている作家がこのサイトでは圧倒的な優位性を持っています。

 と、思いがちですが、新規参入者でも善戦できます。そもそも小説投稿サイトで人気のジャンルは三つしかありません。

①恋愛

②ファンタジー

③ホラー、オカルト

 

 奴隷区は③に該当する稀なパターンです。エブリスタの人ランキングを見てもほとんどが恋愛系になっています。しかもドロドロ……。つまりエブリスタのメイン読者は恋愛好きな若い女性なんです。当然ここに時代小説ぶっこんで勝てるわけがないんです!

 

 恋愛系の小説がウェブでは圧倒的に強いという事は頭に入れておく必要があります。検索でも、恋愛と小説の二ワードはセットでよく検索されます。ストレートな恋愛物を書いている人にはエブリスタはチョーお薦めです。

 

 ただ、奴隷区や王様ゲームのように、「人間模様」を鋭く書いたホラー?作品が支持を受ける事もあります。これはネットならではと思います。かなり過激な作品の方がライトな読者層を獲得しやすいということです。

 

ここで考えてほしいのは、読者層は「若くて恋愛系が好きな女性」という事。

なのでそこから発展して、例えば「可愛いキャラが出てくるファンタジー」ものだったり、「イケメンハーレム状態」な小説を書くという選択肢がでてきます。

 

よって、たしかにエブリスタは色がすごく濃くでているので、はまらない人には全くはまりません。しかしやりようによってはかなり支持者を集める事ができる。一発があると思ってください。

 

 

次にpixiv

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イラストに人が集まりすぎて、小説まで人をもってこれていない気がしています。

ウェブ小説で大事な事は表紙です。なんであんなに素敵な絵師がたくさんいるのに、小説になると地味な表紙ばかりが陳列されているのでしょうか。あれでは小説を読もうという気が起きないと考えています。

 小説は二次創作主体で、人気な作品でもトータルの閲覧者数は1万人を切っている。そこに参入していくメリットはあまりないように感じられました。

 pixivはやっぱりとことんイラストにフォーカスしてくれ!って感じです

 

・小説家になろう

ライトノベルの作家が数多出してます。このサイトもライトノベル読者の集まりになっているのでそういう作品を出すのであればもってこいです。ただ、ポイント制で順位が上がっていくので、サークルに所属していたりなど知り合いがいて投票を頼めると優位になる、この仕組みはあまり好きじゃないです。

 

 でもここってかなり出版関係者の人間も見ているし、それを知ったファンも目をつけてるから面白い投稿サイトだなとは思います。何より小説も読みやすいし。

 

 

KADOKAWAはてなの小説投稿サイト

 個人的にはかなりこれに注目をしております。たぶんはてな機能を用いて広める戦力をとるのかなと。出版社が投稿サイトに参戦してくる例って今までになかったのでそのノウハウがどこまで通用するか。予想ですが、エブリスタとかpixivは太刀打ちできないのではと思ってます。

 

 

 

投稿サイトは読者層がそれぞれ違うので自分が狙いとしているターゲットは何なのかをよく検討してから投稿してください!