電子書籍は時期尚早

電子書籍どうなん?って記事です

 電子書籍もにわかに流行ってはいるんですが、まだまだあそこはプロしか食えていません。一部ビジネス書籍だとか胡散臭い情報商材で食べている人がいるように散見されますが、あそこにアマチュアが小説や漫画を放りだしても売れないだろ! 

 

 というのが率直な意見です。今電子書籍を出してメリットのあるクリエイターって、

①既に固定のファンがいる

 場合のみだと感じてます。HPとかで誘導して、「はい、ここで買ってくださいね」とできる人のみしか電子書籍で稼ぐ道はないと思っています。

 

 だったら小説投稿でマネタイズしたほうがよいでしょう。(エブリスタならしっかり売れる)と大方の人間は言うんじゃないでしょうか。

 

 本は実は供給過多です。だって、1000年前の源氏物語がいまだに残っている世の中です。毎日本は出版されます。ネットならばその蓄積は半端ないのです。そこから一冊を買うという事がいかに難しいか、想像に難くないです。

 

 今後、出版社やエージェントとの契約なしに本をネットで売り出していく場合、いかにマーケティングをするかにかかっているんじゃないだろうか。タイトル、説明文、独自性、表紙、という基本的なものをもっと問い詰めていかないと売れていかない時代になってくる。

 

 逆に言うと本当に良いものじゃないと売れない時代になってくるので全体レベルでの文学の質は上がるように感じてます